寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

思い出話 その2

先日の子育てママのブログを読んで、

「いいなー!やっぱり母校(高校)がないのは寂しいな…」

と感じた M です。



幸い、小学校・中学校はまだ健在です。

前回の『思い出話 その1』に引き続き、今回も小学校の頃のお話です。



私が卒業した小学校では、『卒業テーマ』というものを決める伝統がありました。

6年生になってすぐ、各クラスで先生から生徒達に発表されます。

学年の担任の先生方が決めるのですが、

卒業にちなんだ、卒業にふさわしいテーマ=言葉を掲げます。

一つ上の先輩方の時は『旅立ち』でした。


私達の学年の先生方は、それまでと違うことをするのが好きだったようです。

例えば3年生から4年生になる時も、

学年の生徒全員にドッキリを仕掛けてきたりする先生方でした。

(内容を書くと長くなるので、割愛させていただきます。)


そして、卒業テーマも個性あるテーマを決めてくださいました。

それは『心』でした。

「何をするにも心が大切だ。何をするにも心を込めよう。

 心を大切にしよう。

 そんな願いが込められている」と。


毎年、大きな幕に卒業テーマに合わせた絵が描かれ、

卒業式が行われる体育館の壇上の後ろに、天井から吊るすようにして飾られます。

『心』の絵は、確か三日月に女性が座っていて、周りには惑星があり

全体を見ると月や惑星が漢字の『心』になるように描かれていて、

クラスの友達と「きれいな~」と喜び合いました。



また、私が卒業した小学校は音楽に力を入れていて、卒業式にも特徴があります。

それは『音楽の卒業式』です。


卒業式には、6年生・先生方・父兄の方々、

そして在校生代表として5年生が参加します。参列ではなく、参加です。

式が始まり、6年生は5年生が演奏する曲とともに入場します。

ほとんどの生徒はリコーダーを吹き、

一部の生徒はオルガンや木琴・バスなどを弾きます。

私達が5年生の時に演奏したのは ♪聖母たちのララバイ でした(歳がバレる!)。

要するに、音楽の授業で習うような卒業に関する曲や歌だけではないのです。

式の最後の方の退場曲も5年生が演奏します。



入場が終わり6年生が着席した後は、普通の式次第が進行されます。

卒業証書授与式は、子供が多い世代なので、

それだけで1時間以上はかかったと思います。



そしていよいよ、ここからが卒業式のメインイベントです。

6年生による『合唱』です。

約1時間演奏し、歌い続けます。

もうこれは『ライブ』です!



~つづく