有名大学、難関大学の推薦入試には
当初の想定よりも人が集まっていないのかもしれません。
日経新聞より。
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東京大は(2月)12日に開いた記者会見で、2016年春入学者向けの入試から始めた推薦入試について、早くて21年春入試から制度を見直す方針を明らかにした。志願者数が低迷し、定員割れが続いているため。推薦要件や各校からの推薦人数の制限の見直しも含めて検討し、志願者数や多様性を確保できる新方式を近く公表する。
東大の推薦入試の募集人員は毎年100人程度で、
この春の入試の志願者数は173人、合格者数は73人でした。
推薦入試を開始して以降は志願者数173~185人、
合格者数66~77人で推移していて、
「できれば300人ほどの受験生から3分の1くらいを選びたい」
という副学長のコメントからするとやはり応募が少ないのがネックのようです。
ちなみにこの推薦入試によって、東大は
「学力だけではない、多様な素晴らしい学生が獲得できている」
とおっしゃっています。
その意味では入試制度を変えたことは功を奏しているわけですね。
ちょうどこの時期が入試シーズンということもあって、
入試に関する話題が増えています。
よって、このブログでも採り上げる機会が多くなっていますが、
さて貴校園の入試を考えるヒントはありましたでしょうか。
他校の入学までのしくみを知ることもまた、
自校のそれを考えるきっかけになるかもしれませんね。
(文責:吉田)