この4月から必修化が始まる小学校のプログラミング教育。
貴校園でのご準備はいかがでしょうか。
公立校でも当然その準備が整っているはず…なのですが、
どうやら遅れも出ているようです。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
2020年度に必修化される小学校のプログラミング教育を巡り、全体の6.5%に当たる114市町村が19年度中に授業に対応できる教員をすべての公立校に配置できないことが9日、文部科学省の調査で分かった。必修化を目前にして最低限の準備も整っていない実態があるとして、同省は担当者向けセミナーの開催や実践事例の周知を急ぐ。
小学校は2020年度に新学習指導要領が全面実施されます。
これに伴い、プログラミング教育が必修となり、授業の実施が必要になります。
しかしその人員配置すら難しい、というケースが出ている、
しかもそれは114もの市町村に及んでいるそうです。
文科省によると準備が遅れている学校は町立や村立が多い。教委の規模が小さく担当者を置けないなどの事情があるとみられる。パソコンやネットワーク環境などのハードが不十分で、プログラミングのソフトを使えない学校もあるという。
この状況を見てみると、私学でも同様のこと、
すなわち規模が小さいために人材やハードの整備が難しい、
というケースもあるのかもしれませんね。
昨今、学校の役割が大きくなり、いろんなことを学校で実施すべき、
とされてきています。
少子化等で収入が減る中、何にお金を使うのかは
まさに経営課題と言えるでしょう。
予算編成のこの時期、優先順位を十分に勘案して、
教育環境の整備を進めていただければと思います。
(文責:吉田)