寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

フラットな組織「検討」「関心」54%

昨日のブログの話題をもう少しだけ続けさせてください。

年功賃金と同じく、関心を持たれているものがあるようです。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

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多くの日本企業が停滞打破に向けて関心を示しているのが、従来のピラミッド型組織からの脱却だ。法律上必要な取締役など以外に社内の階層がない「ホラクラシー」や「ティール組織」といったフラット型の組織について、6.3%の企業が「すでに一部導入している」と答えた。「検討している」や「関心はある」も含めれば54.2%に達した。

 

学校は以前から「鍋蓋組織」「フラット型」などと言われていましたが、

時代が追い付いてきたのでしょうか、

ピラミッド型よりもそちらのほうに関心が高まっているようです。

 

フラット型組織のメリットは、階層がないために

立場を問わず、自由にアイデアをぶつけあい、

よりよい経営が実現できるところにあります。

 

しかしながら、そのメリットを享受するためには、

構成員自身に自主性や一定のスキルを求められます。

組織形態だけであれば私学はそれに近いものがすでにありますが、

十分にそのメリットが活かされている例は多くなさそうです。

 

先を走っていると考えるべきか、

それとも1周遅れと考えるべきなのか。

学校も適した組織をしっかりと検討してみる必要がありそうです。

 

(文責:吉田) 

www.ysmc.co.jp