寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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15~34歳の転職希望増加?

あれ?と思った記事です。

皆様はどう思われるでしょうか。日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

厚生労働省は(12月)18日、15~34歳の若手の労働者に関する実態調査を発表した。「定年前に転職したい」と考える正社員の割合は5年前の前回調査時から1.9ポイント増え、27.6%だった。賃金や労働時間などの待遇面でより良い条件を求め、転職を考える若手が増えた。労働者全体に占める若手の割合は、働く高齢者が増えたことなどから1.3ポイント減の27.3%だった。

 

ここ1、2年ほどはかなり転職市場が賑わっている印象を持っていた私。

5年前と比べれば転職を考える若者は2倍くらいになっているのでは…

などと大それたことを考えていましたが、結果は2ポイント弱の増加。

意外と少ないことに驚きましたが、皆様はどうお感じになりましたか?

 

ちなみにこの調査対象は、5人以上の社員を雇用する事業所で働く若手約3万人。

2018年10月1日時点の状況について調査したものです。

 

転職しようと思う理由は

・賃金の条件がよい会社にかかわりたい…56.4%(最多)

・労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかかわりたい…46.1%

の順だそうです。

そして男女別では女性が31.3%、男性が24.7%となっています。

 

これを多いとみるか、少ないとみるか。

学校でも人手不足が深刻になっていますので、

在籍教職員に長く勤めてもらえるように、

そして新規採用が順調に進むように、

統計を踏まえながら検討を進めていただければと思います。

 

(文責:吉田) 

www.ysmc.co.jp