寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

国際・情報 個性競う

表題だけ見ると、何のこと?となりそうなのですが、

大学の学部に関するニュースです。

日経新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

全国の大学で新学部の開設が相次いでいる。2020年4月には50以上の学部が新設される見込みだ。グローバル化やAI(人工知能)に対応するため、「国際」「情報」「科学」などを名称に冠する傾向が強い。18歳人口は今後も減る見通しだが、各学部は他にはないカリキュラムを押し出し、受験生の獲得に懸命だ。

 

大手予備校の河合塾の調査によりますと、

2020年4月予定の新学部は前年から1つ増えて54で、

60台が続いた2016~18年に比べれば増え方はやや小さいものの、

水準は決して低くないですよね。

 

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記事中の本文や上表を見ると表題の通り、

「国際」と「情報」がキーワードになっているように感じます。

一方、女子大ではキャリア志向の学部も設置されているようで、

「ビジネス学部」「建築学部」「経営学部」などが

女子大に設置されるのはこれまでになかった動きかもしれません。

 

さて少子化の中で子供たちをどうやって集めるか、

ということはどの学校でも大きな課題になっていることでしょう。

今回の記事は大学の学部でしたが、

中高のコース設定にも似たような状況があるかもしれません。

ネーミングの妙と同時に、看板に見合った中身を整えていただき、

新たな時代を生きる力を力強く養っていただきたいと思います。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp