リファラル採用をご存知でしょうか。
採用難の中で、注目されている方法ですよね。
今日はその記事をご紹介します。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
社員が自分の知人らを紹介する「リファラル(紹介)採用」が日立製作所や荏原、NTTデータなど大手企業に広がり始めた。人手不足で各社は即戦力になる中途採用に力を入れているが、コストに見合うだけの人数を確保できないケースも目立つ。新卒で採用した人材に頼る日本型雇用が崩れるなか、米国などで定着する採用手法が新たな潮流になりつつある。
社員の紹介で新たな人材を採用する、というリファラル採用。
分かりやすく言えば、社員の友人が社員になる、という構図ですね。
以前から「縁故採用」というものはありましたが、
両者は違う面が結構あります。
リファラル採用のデメリットの中で
「組織が同質化する」
という点が挙がっておりますが、組織づくりの観点では
これが留意すべき点になるかもしれませんね。
ただし、現状なかなか採用が難しいために、
デメリットを飲み込んでこのような方法を採っている企業も
少なくないように思われます。
某大手就職情報会社によれば、2018年度に中途採用をした企業が
人材紹介にかけた費用はなんと489.3万円(前年度比4%増)。
採用後の人件費に相当する、あるいはそれ以上の採用費がかかっている、
とも言えそうですね。
学校でも採用にかかるコストは上昇を続けているものと推測されます。
ただ、コストをかけてでも採用しないと、
学校としての活動ができなくなる、という問題も出かねません。
少し先を見据えた採用と育成のしくみを考えたいですね。
(文責:吉田)