先週金曜日は弊社主催、学校経営セミナーの開催日でした。
前回が6月開催でしたので、ずいぶん久しぶりな印象です。
ちょうど季節もいい頃になり、学校では行事が数多く行われている中、
キャンセル数がかなり多くなってしまい、当日は6名のご参加でした。
テーマは「学校法人における未来型人事制度」。
前回はキャリアパスを採り上げ、今回もまた中長期を見据えた人事制度ということで、
少なくとも2,3年は先取りした(?!)内容になったように思います。
学校法人のみならず、企業の中でも一般的とは言えない、
経営者からすると刺激的なしくみを持っているサイボウズ株式会社。
その実例をご紹介しながら、果たして学校法人でも同じことができるのか、
できないならなぜできないのか、について考えてみました。
できない理由を探すのは簡単ですが、
「やってみるならどうしたらいいか?」という考え方で頭をひねってみると…
いろんなことに気付けるから不思議なものです。
アンケートにも、その意図を汲んでくださったこんなご意見が。
- 「できない」と決めつけず、「どうやったら出来るのか」を考えてみるという大きな得るものがありました。
- サイボウズという特異な事例を説明いただき、びっくりし、うらやましく思いました。本校もなんらかの改革をしたいと思います。
今回のセミナーが何かのきっかけになれば本当に嬉しい限りです。
今回は評価制度と給与制度を中心に採り上げながら、
教職員を辞めさせないための「多様」な人事制度について
皆さんと一緒に考えてみました。
大きな反省点は、グループワークがとても少なくなってしまったこと。
ご参加者数が少なかったこと、そして私からお伝えすることが多すぎたことが
理由です。本当に残念でした。
次回は法務に関するセミナーを予定しております。
こちらは昨年度にご好評をいただいた内容をブラッシュアップし、
法律の専門家、弁護士による講義を予定しております。
定員いっぱいのご参加を心よりお待ち申し上げております。
(文責:吉田)