ESG投資、ご存知でしょうか。
ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。
ESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など優れた企業特性を持つと言えます。(大和証券HPより)
学校法人での購入も広がってきている、このESG債。
資産運用先として検討できる可能性はないでしょうか。
日経新聞より。
記事では、ESG関連の債券として
「グリーンボンド(環境債)」
「ソーシャルボンド」
「サステナビリティーボンド」
の3種類の発行額を集計したところ、
2018年度に国内で発行した環境債などESG関連の債券は6539億円で、
前年度と比べて3.5倍になっていたそうです。
そして、冒頭にも書かせていただきましたが、
このESG債への学校法人による投資が増えている、とのこと。
学校法人では、18年度はのべ約20法人が投資を表明した。中小の投資家にとっては、社会貢献に通じる投資に積極的なことがアピールできる。
特に債券は満期まで保有すれば元本が保証され、中小の投資家はリスク管理がしやすい。ESG債を発行する企業は信用力が高い傾向があり、成長も期待できる。
各学校法人では資産運用規程を整備され、
その中では投資可能な金融商品のカテゴリも明示されていることと思います。
まずは安全第一、が求められる学校法人の資産運用ですので、
そのひとつにこのESG債を含めてみるのもいいかもしれませんね。
(文責:吉田)