昨日は若者の行動様式に関する話題をご紹介しましたが、
本日は「就職」に関する話題をお伝えしたいと思います。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
今回の記事では筑波大学の取組が紹介されています。
同大では「次世代起業家養成講座」が開講され、
その講師として大学OBで実際に起業している社長を招いているそうです。
経済産業省によると、筑波大発スタートアップは18年度に111社あり、東京大、京都大に次ぐ。ただ、東京では競合しつつ助け合うスタートアップや助言役のベンチャーキャピタル(VC)が多く、人脈が生まれやすい一方、つくばではそうもいかない。
都市圏とは異なり、地方での起業はいろんな意味でリスクが大きくなります。
特に、相談できる人脈の構築というのはとても大きな課題です。
そのような中で、大学がこのような形で支援をしてくれるのは心強いですね。
筑波大は14年、起業の基礎から実践まで学べる講座を開き始めた。たとえば「筑波クリエイティブ・キャンプ・アドバンスト」は、事業計画から投資家向け資料のつくり方まで教える。学生はVCの担当者を前に事業アイデアをPRする。
このような大学の取組を機に、行政や金融機関も支援を始めているようで、
つくば市にはスタートアップ推進担当が設置され、
筑波銀行は起業家を集める会合を主催し、スタートアップに出資するそうです。
Society5.0へと進んでいく中で、産業社会も大きく変わっていくことでしょう。
そのような環境下において、学校は今まで通り、というわけにはいきません。
大切なものを守りながら、新たに必要とされる教育要素を
提供できる事業体として、成長発展していきたいですね。
(文責:吉田)