子どもたちの進路開拓は学校にとって重要なテーマですね。
いよいよ新卒は一括採用から随時採用へと変化していくことになるのでしょうか。
日経新聞より。
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経団連は新卒の学生の就職活動について、通年採用を広げていくことで大学側と合意した。春の一括採用に偏った慣行を見直す。能力を重視した採用の動きが強まるなか、大学を卒業した後での選考など複数の方式による採用へ移る。自由な採用活動が広がる契機となり、横並びの一括採用と年功序列を象徴とする日本型の雇用慣行が大きく変わりそうだ。
時代の変化とともに、産業界が求める人材も変化してきています。
これからを見据えれば、AIを生み出し、扱える人材や、
国際的に活動する人材が求められるのかもしれません。
となると、そのような進路に進む子どもたちの教育はどうあるべきか…
大学や高校での学びも変化せざるを得ないのかもしれませんね。
別の記事ですが、こんなものも挙がっていました。
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記事の詳細は割愛しますが、要するに、
採用がこんなふうになっていく、と記事に書かれています。
そして、近年は国境を越える留学生が増えてきて、
春の一括採用では時期的な問題が出やすくなる、
といったこともあるようです。
通年採用は2022年春入社から順次広がっていく予定、とされています。
一括採用の改廃が話題になると、決まってセットで出てくるのが
「学業への影響」。
就職活動で学業がおろそかになる、ということは確かにそうなのでしょうが、
では就職活動以外の時期はきちんと学業に専念できているのか、
大学での学業の成果は上がっているのか、といったところにも
しっかり焦点を当てる必要があるでしょう。
今回の記事はこのように締められています。
一方で今の就活は事実上、早期化が進んでいる。大学側には学業への影響への懸念が強い。このため経団連と大学は学業の成果を重視する方針も強調する。報告書では採用にあたり「卒業論文や卒業研究の成果を含む学位取得にいたる全体の成果を重視すべきだ」としたうえで、「卒業要件の厳格化」を求める。
(文責:吉田)