人材採用の難しさは大企業よりも中小企業が深刻です。
学校法人も多くは中小企業ですので、
その苦しみはよくお分かりかもしれませんね。
日経新聞より。
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中小企業の新卒採用が厳しさを増している。日本商工会議所の調査によると、2019年春入社の新卒採用で、中小企業の24.4%が「募集したが採用できなかった」と答えた。1年前の調査と比べて8.7ポイント増えた。「採用できたが計画した人数には満たなかった」との回答も43.0%にのぼり、7割近い中小企業が新卒を十分に確保できない状況になった。
新卒はネームバリューのある大企業を第一志望にするケースが多く、
大企業でもなかなか採用目標を達成できない中、
中小企業ではさらに採用が厳しくなっているのでしょう。
中小企業の間では「社内業務の見直しや配置を工夫して何とかしのいでいる」(旅館)「従業員の年齢が上がっているため若手を採用したいが、給与や休日などの待遇を考えると余裕がない」(小売り)との声が出た。
学校でも人手不足が深刻になっているところもあるでしょう。
勤務時間や休日についてもこれまでより厳格な運用が必要となる中で、
上記にもあるように「業務の見直し」「配置の工夫」は
必須とも言えます。
貴校園ではどんな生産性向上策を実施しておられますか。
人手不足をむしろチャンスと捉えて、業務全体の改善を進めていきましょう。
(文責:吉田)