昨日は専修学校の話題を採り上げたのですが、
その中で少し触れた専門職大学の記事を見つけました。
日経新聞の記事です。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
改正学校教育法の施行で2019年度に新設される「専門職大学」。ベネッセコーポレーションが18年6月に首都圏、関西の高校教員を対象に行ったアンケートでは、設立の動きを「知っている」としたのは75.2%、「知らない」としたのが24.3%だった。
むむむ。
この4月から始まるしくみを、前年の6月時点で
4人に1人の割合でご存知ないことは少々驚きです。
知らない、と回答された高校教員はどんな高校に在籍されている方でしょうか。
あるいはどの教科を担当されている方でしょうか。
例えば、いわゆる難関大学への進学が中心の高校では
専門職大学のことは知らなくていい、とか…?
特定の科目を担当している先生はそれを知らなくていい、とか…?
そんなことは決してないはずです。
そして、「知っている」の次には
「理解している」「伝えられる」が続くわけですが、
内容の説明ができるレベルとなると何と3割しかいらっしゃらない様子。
現時点ではすべての方が専門職大学のことを知り、
そして説明できるようになっておられることを強く願っております。
高校の役割のひとつは子どもたちの「進路開拓」であるはず。
制度の変遷が望ましいものであるかどうかを問わず、
それを理解し、自分なりの言葉で伝えられる先生方であっていただきたいですね。
(文責:吉田)