寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

教えない教育?

ちょっと興味をひかれるタイトルを発見しました。

日本経済新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

 

「アンスクーリング」という言葉をご存知でしょうか。

「非学校教育」(直訳?)と記事には訳されています。

 

このアンスクーリングの先駆け的な施設「メイコンバー・センター」が

アメリカにあります。

「子どもたちに問題を出して正解を教えるようなことはしない」とのことで、

カリキュラムや試験はなく、自分で何をするかを決め、

疑問にぶつかりながら答えを探していくそうです。

6人いる大人は先生ではなくスタッフで、必要なときにのみ手助けをするとのこと。

 

2013年にフランスで誕生したプログラミングスクール「42」では

先生がおらず、学生同士が教え合うのが最大の特徴。

「単に知識を習得するだけでは実際に働くとき役に立たない」

との考えに基づき活動されているようです。

 

日本の教育課程においても、自ら考える力を身につけることが重要、

と指摘され、ここから数年で詰込み型からの脱却を狙う流れが

できつつあります。

これまでも重要であった「授業」は、その形を変えながら、

ますます重要性が増すような気がしてなりません。

 

さて貴校のカリキュラム、教育技術は今後どう発展していくのでしょうか。

教育目的達成のために、最適の方法を模索していただければと思います。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp