大学入試が変化しようとしています。
各大学はもちろん、その準備期間にあたる各高校でも、
入試への対応が課題となります。
ではどんな対応が図られているのか?について、
日経新聞にこんな調査結果が掲載されていました。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
11月10~11日に本番前最後の試行調査が行われるなど、2020年度の導入が近づいてきた大学入学共通テスト。進路情報を提供するさんぽう(東京・渋谷)が高校の進路指導担当に共通テストの対策での取り組みを聞いたところ、日々の授業を重視していることがわかった。
この調査は今年7~8月の実施で、全国533校から回答が得られたとのことです。
最多回答が「授業・定期考査改善」(35.4%)だったこと、
その他にも教科ごとの分析や記述試験対策など、
当然考えられる回答が並ぶ中で、最も気になるのは
2番目に多かった「検討中」(18.1%)。
記事には「対策に悩む学校があることもうかがえた」とありますが…
ただ、この調査時期は今年の夏。
年末が迫るこの時期には、さすがに「検討中」はかなり減ったのではないでしょうか。
いや、減っていなければいけない、と思います。
それでも、テスト対策はあくまでも結果論であって、
あるべき教育内容に向かって、改良が進められる、というのが本来の教育現場です。
知識と知恵が存分に生かせる人材を育てるべく、
教育機関の皆様には最善を尽くしていただきたいと願っております。
(文責:吉田)