文科省HPにこんな資料がアップされました。
パラパラと見ているだけで、現時点の論点整理ができてしまう印象です。
目次を引いておきます。
1.教育政策総論
(1)私立学校を取り巻く現況
(2)第3期教育振興基本計画について
(3)高等教育に関する将来構想について
2.学校法人制度の改善方策の検討状況
3.学校法人運営調査における経営指導の充実
4.平成31年度私学関係概算要求・税制改正要望について
5.高等教育に関する各種政策について
(1)高等教育の負担軽減の具体的方策
(2)地方創生に資する大学改革
(3)新たな高等教育機関
それぞれの具体的な中身はこれまでの本ブログでも採り上げたものが多いので、
今回は全体のご紹介にとどめることにいたします。
ぜひ一度ご確認くださいね。
そんな中で、昨今の収支状況の推移が掲載されていましたので
これを転載させていただきます。
大学及び高等学校は4割、短大は半数以上が赤字です。
たまたま、ある年度が赤字でした、というのであればやむを得ませんが、
この資料を見ると恒常的・構造的に赤字、という例が多いことが分かります。
高校は以前に比べると状況は改善されていますが、
それでも4割というのは決して低い数値ではありませんよね。
今回ご紹介した資料には、私学行政において課題として捉えている内容が
網羅的に記載されています。
ぜひともご参考にしていただき、
自校園にとって必要な方向性と具体的施策を考える材料にしてくださいね。
(文責:吉田)