寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

遠隔授業、中学でも解禁

まずは本日、学校経営セミナー開催日となっております。

www.ysmc.co.jp

 

早くに満席になってしまい、その後にお申込みいただいた方には

本当に申し訳ない状況になってしまいました。

受講票がお手元に届いた皆様には、くれぐれもお気をつけてお越しください。

 

さて本題です。

 

少子化等により、学級運営が厳しくなるケースが増える中で、こんなニュースが流れました。

日本経済新聞より。

 

www.nikkei.com

(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)

  

政府の規制改革推進会議(議長・大田弘子政策研究大学院大学教授)は2019年度から中学校で遠隔教育できるよう提言する。インターネットを活用することで、離島や地方の学生でも、首都圏での授業を直接受けられるようにする。月内に答申をまとめ、安倍晋三首相に提出する。

 

私学の皆さんがこのニュースをご覧になったときに、

「それは公立だけの話」

と思われるでしょうか。

私は決してそうは思いません。

その理由がここにあります。

 

遠隔教育を活用すれば、地方でも英語以外の語学など専門的な学習ができるほか、入院中や不登校の生徒も学校の授業を受けることが可能になる。教育現場から導入を求める声は多く、高校では15年度から解禁された。

 

 

公立のみならず、私学でも「登校できない子ども」にどう教育を提供するか、

というのは大きな課題になっているのではないでしょうか。

私が関わる学校においても、

このことが話題になることが増えてきたように感じています。

 

有名講師の授業が、都会に行かなくても受けられる…

そんなシステムを開発した某大手塾は大盛況。

学校は本来、人がリアルに集う場所ですから、

すべてがこの遠隔授業で済まされる、とは思いません。

しかしながら、通常授業を保管する重要な役割を担うことはできる、

と私は思います。

自校園の未来の姿を想像しながら、

どんな教育内容を、どんな方法で提供するかについて、

今一度考えてみませんか。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp