給与の支払方法も多様化していくのでしょうか。
こんな記事が日経新聞に掲載されました。
(有料会員限定記事となっております。ご了承ください)
厚生労働省は企業などがデジタルマネーで給与を従業員に支払えるよう規制を見直す方針を固めた。2019年にも銀行口座を通さずにカードやスマートフォン(スマホ)の資金決済アプリなどに送金できるようにする。従業員が現金として引き出すことができ、資金を手厚く保全することなどが条件。日本のキャッシュレス化を後押しする狙いで、給与の「脱・現金」にようやく一歩踏み出す形だ。
ご承知の通り、給与の支払は労働基準法において
「通貨で直接、労働者に全額支払うこと」
と規定されています。
その後、時代の変遷に連れて「銀行振込」が認められ、
このたびこれに「デジタルマネーでの支払」が加わるかもしれない、
ということです。
以前にご支援した学校法人さんで、
・給与を未だに現金支給されているケース
・1回の給与を複数の銀行口座に分けて振り込んでいるケース
・給与と賞与の振込口座が異なるケース
等が混在していて、事務処理が非常に煩雑になっている場面に出くわしました。
これがここ数年の出来事であるというのが驚きだったのですが、
やはり時代が変化していることを理解しておかねばなりませんね。
貴校園での給与支払は現状、どのようになっているでしょうか。
事務の効率化という観点からは、
改善することで大きな効果が生まれるのが給与処理です。
この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
(文責:吉田)