今年の夏も暑さが厳しかったですね。。。
と、すでに涼しくなった今ではなかなか思い出せないほど、
人間というのは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ものだなあ、
と苦笑している私です。
さてその夏の暑さはもはや災害レベル。
そして、同時に本当の災害が起こることも珍しくなくなってきた昨今。
東京都品川区ではこんな取組が計画されているようです。
日経新聞より。
東京都品川区は区立の全小中学校の体育館に冷暖房を導入する。熱中症などの健康被害から子どもを守るとともに、災害時の避難所に施設を使う際に寒さや暑さをしのげるようにする。2018年度に改修に必要な調査などを実施し、19年度から工事を順次進める計画だ。
公立校の施設の充実度が高まってきています。
避難場所としての存在感も相まって、
予算計上が促進されやすい環境にあることも一因でしょう。
これに比較すると、私学はかなり厳しい状況です。
耐震についても校舎そのものについては施工が進みましたが、
天井等の非構造部材についてはそこまでではありません。
そしてここへきて体育館の冷暖房です。
予算の多くを自ら捻出せねばならない私学にとって、
これからその工事を、となると簡単ではないでしょう。
今後の予算編成に特に留意が必要です。
(文責:吉田)