私たちが子どもの頃にはなかった授業、「総合学習」。
校外学習をもっと幅広に認めようという動きが出ているようです。
日経新聞より。
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文部科学省は1日、教科横断のテーマを扱う小中学校の「総合的な学習の時間」について、週末や夏休みを利用して校外学習を推進する案を中央教育審議会の教育課程部会に示した。指導上の目標が適切で、校外のNPO法人など児童生徒の受け入れ先との連携体制が十分取れていれば、年間授業数(70コマ)の4分の1程度まで認め、教員が引率しなくてもよいとする。
この制度、何と来春からスタートするそうです。
そのスピード感も驚きますが、教員の引率なしで良い、という点も驚きました。
その意図は「授業時間数の確保」にありそうです。
つまり、校外学習を平日以外に実施することで、
平日の授業時間数に少しでも空きを作る。
そこに外国語の授業を…なんてことを見越しているのでしょうか。
校外学習は楽しみながら学べるいい機会だと思います。
一方で、子どもたちが忙しくなりすぎないようにも配慮が必要でしょう。
そしてそれは、教職員の忙しさにもあてはまる気がします。
各私学はどのように対応されるでしょうか。
(文責:吉田)