SGH、SSH、そしてSPH…
スーパーハイスクールに関する制度が数年前から順次整えられ、
結構な数の高校が指定を受けてきています。
そのような中で先日、このような報告書がリリースされました。
文部科学省HPより。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)支援事業の今後の方向性等に関する有識者会議 報告書:文部科学省
報告書はかなりボリュームがありますので、
概要を転載します。
この資料によりますと、今後に向けては目的を明確化させ、
内容もそれに合わせて変える、というふうに読めます。
そしてよりいっそう成果重視されることになるのでしょうか、
事業運営の検証についても言及がなされています。
ちなみに、この検討のきっかけは行政事業レビュー。
目的と事業内容が合致しているのか、
あるいは効果の最大化が図られているのか、
といった着眼点で、やや疑問が残る事業である、との指摘です。
さて、SGHについても同様の指摘を受けているのですが、
そちらについては目立った動きがなさそうです。
そして、先日の文科省概算要求の中でもSGHの存在感は薄いように感じます。
ひょっとすると、別制度に改編されるのでは…?と筆者は考えているのですが。
今後の動向にも注目です。
(文責:吉田)