寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

学校経営のキーワード「PDCA」

PDCA、という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。

おそらく、ある、という方が多いでしょう。

ではEBPMはどうでしょうか?

こちらは…まだ耳馴染みがないかもしれません。

どちらもアルファベット4字で記されていますし、

それだけでは意味がよく分からない点も共通しています。

 

実はこの2つ、このたびの「第3期教育振興基本計画」に登場している、

教育施策に関する重要なキーワードなのです。

 

f:id:ysconsult:20180926070251p:plain

 

上表中段やや下、「客観的な根拠を重視した教育政策の推進」に登場しています。

 

PDCAとは、Plan-Do-Check-Actionの頭文字をとった言葉です。

計画し、実行し、評価し、再実行する。

このサイクルを回すことが成長のサイクルである、と私は捉えています。

 

民間企業においては、このPDCAサイクルの重要性は

以前からよく言われてきておりました。

そしていよいよ、学校経営にもこのPDCAの考え方が登場したわけです。

 

学校でも民間企業でも、事業体には必ず経営目的があります。

(学校の場合には建学の精神や教育理念がそうでしょう)

その経営目的を達しようとする際には、

・目的に近づくための「一里塚

が必要であり、それが明確になれば

・一里塚にたどり着くための「行動

が必要です。さらにその後

・やろうとしたことと実際にやったことのギャップを「検証

することで、次に何をしたらいいのかが分かります。つまり、

・検証を基にした「改善行動

が明確になり、それが

・次の「目標」「計画

へとつながっていくわけです。

これがPDCAサイクルです。

 

ただし、このことは分かっていても、

分かっているだけでPDCAがうまく回るわけではないでしょう。

私自身、これまでの経験からその鍵は「P」と「C」にある、

特に「P」に8割、「C」に2割の原因を見出せる、

と思っています。

 

さて、そんなことをテーマにしたセミナーを開催いたします。

 

www.ysmc.co.jp

 

これからの学校経営のキーワード、PDCAについて考えます。

そして、PDCAをうまく回すためのポイントについても考えてみたいと思います。

 

今回はセミナー会場がいつもよりも広めです。

たくさんの方々のご参加をお待ちしております。

 

(文責:吉田)

www.ysmc.co.jp