大きな台風が近づいています。
地震や大雨、台風など今年は特にいろいろとやってきていますが、
これからはもっと…なのかもしれませんね。
6月に起こった大阪府北部地震では学校のブロック塀が壊れて、
痛ましい事故が起こってしまいました。
それを受けて、文科省がブロック塀の調査を実施した、
その結果が掲載されていましたのでご紹介します。
学校施設におけるブロック塀等の安全点検等状況調査の結果について
結果の概要がグラフで示されていましたので掲載します。
全51,082校のうち、ブロック塀等を有する学校は19,953校。
そのうち、安全性に問題があるブロック塀等を有する学校数は12,652校。
そしてそのうち、応急対策が完了している学校数は10,140校となっています。
ちなみに、応急対策とは「撤去や注意喚起、近寄れない措置等の応急的な安全対策」を指しているようです。
私もあちこちの学校に出入りさせていただいていますが、
ブロック塀がある私学も当然見かけます。
先般の事故も必要な補強等がなされていれば防げたかもしれず、
やはり学校の安全対策の必要性を痛感します。
このようなことがあるたびに学校は厳しい目にさらされますが、
だからこそ、常日頃からの活動が重要であると言えるのでしょう。
(文責:吉田)