最近、日経新聞に興味深いニュースがたくさん出てきていましたので、
今日はそのひとつをご紹介します。
(有料会員限定記事です。ご容赦ください)
厚生労働省が9日発表した2017年の雇用動向調査によると、転職に伴って賃金が増加した人の比率は36.2%となり、前年から0.9ポイント上昇した。比較可能な04年以降で2番目に高い水準だ。深刻な人手不足で売り手市場といわれるなか、よりよい労働条件を求めて転職する動きが強まっている状況が浮かぶ。
転職で賃金が増える、ということ自体に驚いている私ですが、
なんと「1割以上増加した」という人が25.7%いるそうです。
ちなみにこれは過去最高とのこと。
増収を狙って転職する、というケースも増えているのかもしれませんね。
そして今回の調査結果を年代別にみると、
35~39歳でも増収者が48.2%存在しています。
記事には
かねて35歳が転職の限界とされてきたが、年齢が上がっても好条件を求めて転職しやすくなっている。
と書かれています。
学校現場でも転職者は多くいらっしゃる印象があります。
ただ、増収を狙って、というよりも、人間関係や仕事のやりがいなどを理由に
学校を移られるケースが多いようにも思います。
一方で、この人手不足の中においては、
賃金水準についてもある程度気を配る必要がありそうです。
私学の給与水準は他の職場に比べ高水準であることが多いとは思いますが、
この機会に他職の情報も調べておいてもいいかもしれませんね。
(文責:吉田)