寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

メンタルヘルス向上のポイントとは

まずは本日、弊社セミナー開催日です。

www.ysmc.co.jp

暑い一日になりそうですが、会場までは梅田地下街をご活用いただければ

快適にお越しいただけると思います。

ご参加予定の皆様、くれぐれもお気をつけてお越しください。

 

 

さて学校における働き方改革、着々と議論は進んでいます。

先日、文科省HPに直近の会議の配布資料が掲載されました。

 

学校における働き方改革特別部会(第15回) 配付資料:文部科学省

 

働き方改革、と一口に言いますが、その対象は結構幅が広いです。

その中で、この回は労働安全衛生、メンタルヘルス

テーマ設定されていたようですね。

 

メンタルヘルスについては近年、そのチェックに関する制度が導入され、

その後各校で運用がなされていると思いますが、

効果のほどはいかがでしょうか?

私の知る限り、十分な効果を上げている例はそれほど多くないような印象です。

ただ、不調のきっかけをつかむには活用できるしくみでもありますよね。

 

上記リンク先に掲載されている資料をパラパラめくると、

平成25年のこんな資料が出てきました。

メンタルヘルスの予防に関する取組を整理したもののようです。

 

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業務量を何とかしないといけない、というのもひとつの着眼点ではありますが、

学校に関わる中で、なかなか進まないと強く感じるのが

「教職員間のコミュニケーション」です。

要するに、何でも相談しあえる、もっと言えば「言い合える」「口に出せる」

という風土づくりが根本的に重要な対策になるのではないか、

ということです。

 

上記資料に記載されている中では、

◇定期面談の実施等あらゆる機会を通じた教職員との対話

◇「開かれた」学校、校長室、職員室にすることで、風通しの良い職場づくり

◇職場内の問題を職場で解決する円滑なコミュニケーション

と書かれている箇所がそれにあたるでしょうか。

ただ個人的に思うのは、

定期面談のような公式コミュニケーションはもちろん大切ながら、

普段の立ち話のような非公式コミュニケーションの重要性はもっと高いのでは、

ということです。

 

学校に限らず、職場の雰囲気というのはとても大切です。

そして、退職や体調不良の最大の要因は人間関係にある、とも言われます。

日常的に雰囲気を良くしていく取組を大切にしたいですね。

 

(文責:吉田)

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