本日は文部科学省HPより。
白書は通常、2部構成となっています。
第1部が特集。
第2部が例年の年次報告です。
そして本年度の白書第1部はきっと2020教育改革が全面に出てくるもの、
と予想していましたが、そうではありませんでした。
【第1部】 特集
<特集1 社会的・経済的価値をはぐくむ文化政策の展開>
新・文化芸術基本法の成立や、新・文化庁の構築に向けた機能強化と京都移転に向けた取組、文化財保護制度の改革、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた文化プログラム等の取組等について紹介し、新たな文化行政の姿を発信。
<特集2 学校における働き方改革>学校における働き方改革について、教員勤務実態調査の速報値の結果等を示しつつ、中央教育審議会の検討状況やそれを踏まえた文部科学省の取組について紹介する。併せて、先進的な地方公共団体で取り組んでいる「学校における働き方改革」についての事例を取り上げ、各地方公共団体の意識改革を促し、「学校における働き方改革」の取組をさらに加速化させる。
<教育再生の着実な推進>教育改革を着実に実現していくために現在進められている様々な取組について紹介。平成30年3月に行われた高等学校学習指導要領の改訂、高大接続改革の動向に加え、中央教育審議会、教育再生実行会議の動向、教育振興基本計画等について紹介。
【第2部】 文教・科学技術施策の動向と展開
文教・科学技術施策の年次報告として、主な内容を分野ごとに記述。
文化政策がトップに来ましたね。
そして学校の働き方改革。これは予想通り?
その後で教育再生、となっています。
ちなみに、平成28年度白書の特集は
「子供たちの未来を育む豊かな体験活動の充実」
でした。
白書全体を読むのは骨が折れますが、こうやってタイトルだけを見ても
省内でトピックになっている事柄を知るのには役立ちそうです。
今回の白書、刊行予定は7月下旬となっておりますので、
そろそろ…かと思います。
ぜひ目次だけでもご覧いただければと思います。
(文責:吉田)