デジャブ?と思われた方、そうではありません。
昨日の記事と酷似しているように見えますが、
昨日は大企業、本日は中小企業の統計です。
日経新聞より。
(有料会員限定記事となっております。ご容赦ください)
連合が6日発表した2018年春季労使交渉の最終集計によると、定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は平均2.07%で前年を0.09ポイント上回った。直近のピークだった15年の伸び率には及ばなかったが、企業業績の伸びや人手不足を受けて待遇を改善する動きは裾野が広がっている。中小企業の賃上げ率は20年ぶりの高水準になった。
新規採用、そして離職防止。
規模の小さい企業、知名度で大企業に劣る企業にとっては
より切実な状況であることが推測されます。
ものづくり産業労働組合(JAM)が6月にまとめた集計でも、組合員100人未満の企業のベアは平均で月1704円と、1000人以上の1644円を上回った。「小さい企業ほど人材流出の防止に必死だ」(JAM)。東京商工リサーチが18年度に賃上げをした中小企業に複数回答で理由を尋ねたところ「従業員引き留め」が52.1%で最多だった。
学校法人にとっても教職員の確保は喫緊の課題です。
一般的には、他業種に比べて賃金単価が高めであるのが業界の特徴ではありますが、
それはあくまで一般論です。
自校園の状況を踏まえた賃金施策を検討、実施いただきたいと思います。
(文責:吉田)