先週金曜日、弊社主催の学校経営セミナーを開催いたしました。
本年度のものとしては3回目の開催でしたが、
梅雨入り直後ということもあってか、参加者数は過去2回に満たず、
こじんまりとしたセミナーになりました。
講師を務める私としては、このくらいの人数だと
かえって有り難いところではあるのですが、
ご参加いただく方々にはできるだけ多くの方と知り合っていただきたい、
とも思っていますので、その意味では少々残念ではありました。
今回のテーマは「人材育成」。
学校法人においては優先度が下がってしまいがちなテーマですが、
今後に向けては決して避けて通ることのできないテーマであると
私自身は考えております。
(セミナー当日の様子です。オープニング直後です)
冒頭はデータの確認。
人材市場の統計等を確認したうえで、採用環境について情報整理。
さらには採用のあるべき形についても少々触れさせていただきました。
「採用」は今回のセミナーのメインテーマではなかったのですが、
人材を考えるにあたっては避けて通れない、ということで、
少々時間を割かせてもらった次第です。
その後は人材育成についての考察。
それぞれの特徴について確認しました。
さらにはそれぞれの育成法における留意点を共有し、
学校法人における育成のしくみづくりについて考えてみました。
(当日の様子です。グループディスカッション中です)
最後に人材育成のための人事考課制度にも言及させていただきました。
学校・幼稚園の現場においては評価制度の必要こそあれ、
その方法を十分吟味しないと日常業務に支障をきたすばかりか、
組織を瓦解しかねない危険性があります。
この点、学校法人に適した人事考課とは何なのか、
という点について実例をご紹介しながら触れさせていただきました。
今回も内容をやや欲張ってしまった感があり、
3時間ではお伝えしきれなかったところもあったのが反省点です。
ただ、皆様からは
・人材育成に必要な要素を整理して説明されたので、実践したみたいと感じました。
・ポイントがまとめられており、理解しやすかった。資料も具体的でよかった。
・今まさしく現場で問われている課題であったから、事例も取り入れて研修していただきよく理解できた。
との嬉しいお声をいただくことができ、ほっとしております。
次回は8月3日。
学校経営を取り巻く課題を総ざらえいたします。
すでにお申込いただくことが可能です。
上記リンクからぜひともどうぞ。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
(文責:吉田)