教育指導要領が新しくなるのを前に、
公立小学校ではすでに英語の授業が増えているようです。
日本経済新聞より。
予定されている変更点は記事がまとめてくれていますので
そちらを引用させていただきます。
次期指導要領では外国語活動を3、4年生から導入し、5、6年生では教科化して成績評価の対象とする。4月から指導要領の移行期間が始まり、3、4年で新たに年15コマ(1コマ45分)を設け、5、6年はこれまでの35コマから50コマに増やすこととなっているが、各校で独自にそれ以上行うことも可能だ。
そして今回の調査結果がこちら。
文科省HPより。
現時点においては、3・4年生は年15コマ、
5・6年生は年50コマで足りるところ、
2020年度以降に必要となるコマ数を「先取り」している学校が
3割ほどあるようです。
これ、「公立校」の結果ですよね?
と言いたくなってしまうのですが…
そして、英語が増える分だけ、何かを減らす必要があると思われますが、
こんな結果も掲載されています。
というわけで、総合的な学習の時間を減らすことが想定されたのでしょう、
それがどのくらい減っているのか、も調査されたようです。
結果、減らしたのは3割弱。
逆に言えば、減らしていない学校が7割強存在していて、
それらの学校はどうやって英語の授業を増やしたのか、
とても気になるところです。
ますます小学生が忙しくなっている…のかもしれませんね。
学習指導要領の改訂、そして大学入試改革と、
これから数年は特に、幼小中高のカリキュラムが大きく変わっていくことに
なるでしょう。
私学の皆様は自校園の新カリキュラムをすでに構築されているでしょうか。
より良い教育内容の実現を目指して、
ぜひともお力を尽くしていただければと思います。
(文責:吉田)