先日、学生時代の仲間たちと久しぶりの再会を果たしました。
私が所属していたサークルの同期メンバーは、
その多くが関西を離れてしまい、 すぐに集まれるのは10人未満。
その時に集まったのは5人でしたが、私自身は
ずいぶん久しぶりの顔も多く、懐かしさを感じながらも
ほんの数分で当時の空気感を取り戻しました。
そして、そんな仲間の一人は現在、
スクールソーシャルワーカーとして某市に所属していることを知りました。
昨今の社会構造の中で、子どもたちは様々に苦しんでいる…
その最前線にいることの大変さを味わいながらも、
友人は大きなやりがいを感じているようでした。
子どもたちの学習環境整備という観点はもちろん、
教職員の勤務環境を整える意味においても、
学校におけるカウンセラーの存在は重要性が高いように思います。
そして、良し悪しは別として、私学においても
スクールカウンセラーの活躍の機会が増えている印象があります。
文科省HPにその事例集が掲載されていましたので、ご紹介いたします。
本資料には各都道府県の取組概要が同じフォーマットで記載されており、
公立校の事例のみが掲載されていますが、
【3】スクールカウンセラー等の活用事例
【4】成果と今後の課題
の2項目については、 私学においても十分参考になると感じました。
ここでは内容の詳細には触れませんが、子どもたちが苦しんでいる事案が
赤裸々に記載されていますので、ぜひ本資料をご一読いただければと思います。
それにしても、このレポートを読んでいると、
カウンセリングが必要な事例がこれほどまでに多いこと、
そしてこれほどまでに深刻な内容であることが分かります。
スクールカウンセラーのお仕事の重みを感じるとともに、
1件でもこれらの事案が減っていくことを願わずにいられません。
(文責:吉田)