先週金曜日、弊社主催セミナーを開催いたしました。
2018年度最初の学校経営セミナー、タイトルは
「経営者と管理職のための学校法人会計
~学校の決算書のポイントを知ろう~」。
新年度の多用な時期、ご参加いただく皆様には
お忙しい合間を縫って…になりはしないか、
と心配したのですが、お申込は数日前に定員に達し、
HPでも「満員御礼」を表示させていただきました。
(お申込みいただけなかった皆様、申し訳ございませんでした)
(当日の風景です)
「決算書を読む」となると構えてしまう方も多いと思いますが、
それほど高い技術が必要なわけではありません。
今回のセミナーでは決算書の構造と特徴を踏まえたうえで、
決算書を読み、分析する際に留意する点について考える機会を持ちました。
架空法人の決算書をお配りし、グループごとにその分析を行い、
さらには経営課題を抽出していただきました。
(グループワーク、盛り上がっております)
今回のセミナーでは、会計情報を経営に活かすために、
管理会計・意志決定会計という考え方についてもご紹介いたしました。
経営課題を抽出するのに必要なことは「目標設定」。
目標と現状の間にあるものこそが「課題」であり、
その意味においては、課題は達成すべき目標に向かうために存在するものです。
教職員の採用、施設整備等、学校法人において投資案件はいろいろありますので、
それぞれの案件について検討する際に会計情報をうまく活用していただけるよう、
そのポイントをお伝えしたところです。
堅いテーマでのセミナーでしたが、アンケートには
・学校の経理の特徴をつかめたのは大きな収穫でした。
・予算、決算の際、理事会のプレゼンテーションで活用してみたい。
・分析資料がとても参考になる。自学園でも活用します。
といったご感想をお書きいただき、ホッとしています。
次回は5月16日(水)、「働き方改革」をテーマに実施予定です。
受講をご希望の方はお早めにお申込みくださいね。
(文責:吉田)