寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

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7割以上の保護者が「不安」と感じる大学入試改革

大学入試改革に不安を感じている保護者は7割以上。

これは、栄光ゼミナールを運営する栄光による調査、

「大学入試改革に関する意識調査」により分かった。

 

大学入試改革に関する意識調査

 

この調査は、高校受験を検討している新小学6年生~

新高校1年生の子どもを持つ保護者(栄光モニター会員)を対象に、

インターネットで実施したもので、421人から回答を得たものです。

 

 

以下、調査結果資料の抜粋です。

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この調査をまとめると、

  • 保護者の92.9%が2020年度から大学入試が変わることを知っている。
  • 新高校1年生の保護者の92%が子どもと大学入試について話したことがある。
  • 保護者の7割以上が大学入試改革に不安がある

と集約されるのではないでしょうか。

 

ただ、個人的に一番気になった点として

大学入試改革が変わることに備えて、

子どもに取り組ませている具体的な取り組みがあります。

この取り組み事例の中には、

「高校受験の際に大学付属高校を目指す」、や

「大学付属系の高校に進学させることにした」など、

入試改革に関わらない取り組みも記載されています。

 

これらは保護者の安全志向を表す調査結果ではないでしょうか。

大学の付属校である私立校でなければ、大学入試改革に対する対策や説明を、

これまで以上に保護者に実施しなければならない、とも感じます。

2019年度の生徒募集を成功させるためにも、

大学入試改革に対する対策をどのようにPRするかが重要なポイントとなりそうです。

 

(文責:長森)

www.ysmc.co.jp