先日幕を閉じた平昌オリンピック・パラリンピック。
今大会では特に、日本人選手の活躍が際立ちましたね。
そして今年の夏にはサッカーのワールドカップがロシアで開催されます。
スポーツの大会目白押し、といったところでしょうか。
そんなスポーツに関する話題をひとつご紹介いたします。
「eスポーツ」に熱視線 今春、大阪に専門学校 - 大阪日日新聞
「eスポーツ」とは、エレクトロニック・スポーツの略称です。
インターネット上ではこんな定義がなされていました。
「eスポーツ(e-sports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
最近では、Jリーグ主催のサッカーゲーム大会を開くと発表していましたね。
日本国内では、「スポーツ」とは、「運動、体育」といった
体を動かすことと捉えられがちですが、
本来の「SPORT」の意味は「楽しむ・競技」といった意味があり、
チェスやビリヤードも「スポーツ」として認知されているとのことです。
海外では1990年代に入ってからeスポーツがブームとなり、
最近では「なりたい職業」でも上位にランクインして注目度が上がっています。
日本国内ではいまだに認知度が低く、
必ずしも良いイメージとは限らないeスポーツですが、
全世界の競技人口は1億人以上とされているとのことで、今後の動向に注目です。
このように「体を動かす」だけが「スポーツ」ではないというのが世界の常識、
と言ってもいいのかもしれません。
そう考えれば、常識は時代とともに移り変わるもの、とも言えそうです。
教育活動に携わる学校関係者各位は特に、
自らの常識にとらわれすぎることなく、
その教育効果を考察してみることが必要なのでしょう。
今いる子どもたちの将来の職業の一つになるだろうプロeスポーツ選手のためにも、
学校の部活や情報教育の一環として取り組む時代はすぐそこ、
かもしれませんね。
(文責:長森)