30代、40代が結婚・出産をしようと思える年収は、
結婚が500万円、出産・子育てが600万円であることが
SMBCコンシューマーファイナンスの調査により明らかになりました。
個人的に驚いたことは、
年収がどんなに多くても、出産・子育てしたいと思えない層が約2割もいるということです。
近年、○○離れという言葉がよく出てきますが、まさに結婚、子育て離れといったところでしょうか。
このままでは人口の減少は止められそうにありません。
結婚事情ももちろんのこと、学校経営にとっては
各家庭の懐事情はさらに気になるところではないでしょうか。
現在貯蓄出来ているお金についての調査も実施されており、
2017年調査と比較すると、2018年調査では貯蓄余力の高まりがうかがえます。
全体の平均貯蓄額で115万円増加しているんですね。
羨ましい限りです(笑)
貯蓄が増えたことにより、使いたいと思う内容にも変化が出ています。
4月からの新年度に積極的にお金を費やしたいことは、との質問では
子どもとの交流や子どもの教育についてと答えている子育て世代が48.8%いるんです。
各家庭における教育観の高まりが感じられる調査になっていると思います。
昨今の働き方改革と賃金アップにより少しずつ前向きな考え方が増えているのかもしれません。
今回の調査によれば保護者の教育に関するニーズは高まっています。
新たな生徒獲得のチャンスだと捉えて、生徒募集に臨んでみませんか。
(文責:長森)