本日はちょこっと情報提供を。
近年は修学旅行と言えば海外、というケースも多くなってきました。
そして、短期留学を含めると、海外へ渡航する学生・生徒もまた
珍しい存在ではありません。
加えてここ最近は「グローバル」「インターナショナル」を
教育の柱、あるいは学校の特色とするケースもかなり多く、
各校におかれましては、海外での研鑽を積むことについて
積極的に捉えたい、という意向が強くなっているものと思われます。
一方で、海外渡航の際に気になるのが相手国の安全度です。
すでにご存知とは思いますが、外務省は渡航の安全を図るため、
たびレジというサービスを提供しています。
他国での様々な軍事的事象も頻発する中で、
海外渡航をするかどうか、その判断が難しい昨今。
このたびレジは保護者の皆さんへの説明の際にも一定の材料になることから、
お付き合いのある学校法人さんではこの情報を活用されていることが多いようです。
もし、ご登録がまだという方がいらっしゃいましたら、
この機会にいかがでしょうか。
実際には、国内で流れるニュースを見ていると
背筋が凍りそうな危険を感じる国であっても、
実際に住んでいる人たちはそれほどの危険を感じていないケースもあったりと、
情報の受け取り方や使い方には難しさも伴うようです。
ついては、たびレジを含め、情報をどのように取り扱うか、
という点については各校でしっかりと議論しておいていただきたいところです。
ただ、本来は相手国と自国が信頼関係を深め、
情報に頼らずとも安全かつ自由に渡航できるのが一番、ですよね。
そんな日がいつか来ることを願いつつ、子どもたちが経験を積み、
たくましく成長してくれるために情報とうまく付き合っていきたいものです。
(文責:吉田)