学校給食の思い出…皆様にもあるでしょうか。
私は幼~小~中と、みっちり?給食のお世話になりました。
給食には喜怒哀楽、様々な思い出があるのですが、
テレビなどで学校給食の話題が採り上げられると、
何だかちょっとワクワクする自分もいます。
(単に食べるのが好きだから、かもしれませんが)
さて先日、こんな調査結果が発表になりました。
文科省HPより。
調査の対象は、学校給食を実施している国公私立の小・中・義務教育学校・中等教育学校・特別支援学校及び夜間課程を置く高等学校で、全数調査を実施されています。
ただし、今回の調査においては、熊本地震の影響を考慮し、熊本県を本調査対象より
除いているとのことです。
さてその結果の概要を見てみましょう。
まずは学校給食の実施率です。
学校種全体では95.0%で前年度から0.1ポイント上昇しています。
学校種別に見ると以下の通り。
小学校:99.2%(前年度99.1%)
中学校:88.9%(同88.1%)
特別支援学校:89.3%(同89.5%)
夜間定時制高校:72.6%(同77.5%)
小中は上がっていますが、他二者は逆に下がっていますね。
ちなみに、上記調査結果では全体の給食実施「率」は上がっていますが、実施校「数」は激減しているんです(例えば小学校は20,146校→19,510校)。
こんなところにも少子化の影響を感じてしまいますね。
続いて、公立小・中の給食費(保護者負担の平均月額)です。
小学校:4,323円(前年度4,301円)
中学校:4,929円(同4,921円)
前年度より若干上がっているようです。
しかし、1カ月分の昼食代が5千円に満たないというのは、
通常の食事代からするとかなり安いですよね。
給食を提供する方々のご苦労が垣間見えるようです。
もう1つ、米飯給食実施率についても公表されています。
こちらはHPに掲載されている原文のままご覧いただきましょう。
国公私立学校において米飯給食を実施している学校数は全国で 29,200 校、実施率は約100%である。また、米飯給食の週当たりの平均実施回数は 3.4 回で平成 27 年度と同数である。
「約」100%と書かれているのがちょっと気になるのですが、
それでも週の半分以上の給食でご飯が提供されるのが一般的、
ということは言えそうですね。
以前にもこのブログでは「食育」を学校特色化の着眼点にしてはどうか、
との内容をお伝えいたしました。
昨日のブログでは、保護者の興味がますます学歴偏重化している傾向がある、
ということをお伝えしましたが、子どもの健やかな成長のためには
文化もスポーツも大切でしょうし、さらにその根底には衣食住、
特に「食」が必須なのではないでしょうか。
家庭や学校で食を考える機会が増えることを願います。
(文責:吉田)