教育新聞、ご存知でしょうか。
学校関係の皆様にはひょっとするとおなじみ、なのかもしれませんが、
恥ずかしながら私、その存在を知ったのは結構最近です。。。
そして、facebookに流れるそのフィードを見ながら、
しばしば気づかされることがあります。
今回はそんな教育新聞さんの記事の中で、
共感した記事をご紹介します。
さまざまな困難や苦労はあっても、確実によくなっている学校(変わる学校)がある一方で、努力しながらも空回りしていたり、人事異動とともに取り組みがトーンダウンしてしまったりする学校(変わらない学校)も少なくない。
このように書かれた記事を見て、本当にそうだなあ、と感じた私。
御校はいかがでしょうか。
記事は続きます。
両者の違いは、どこにあるのか。
これは学校の組織マネジメントの基本といってもよいのだが、大きく3点に整理できる(詳しくは、拙著『変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道』もご覧いただきたい)。3つとは、(1)到達目標(2)プロセス(3)チーム・ネットワークだ。
具体的な内容はぜひとも記事本文をご覧いただきたいのですが、
この3つがカギになるという点、私も同感です。
そして、このことは私に限らず、多くの方にご同意いただけるものと思います。
まずは目標を設定すること。
こうなりたい、ここにたどり着きたいという明確なものがなければ、
そこに向かうことはできません。
そして、目標に向かうための方法を考え、実践すること。
やろうと思ってもやらなければいつまで経ってもその場所には到達しませんよね。
さらに、実行する過程においては、自分だけでなく組織のメンバーが
その目標を共有し、役割を分担したり、時には全員が力を合わせたりしながら、
目標を達成する。
こうやって見てみれば至極当然のこと。
ですが、学校経営においてはそもそも第一の
「到達目標」すら明らかになっていないことも多いものです。
ぜひ御校の経営をふりかえってみていただければと思います。
記事は最後、このように締められています。
これが記事中で私が最も共感した箇所です。
学校は、なぜか、個々の授業や行事で実践できていることが、組織運営となると、とたんに弱くなる。皆さんもぜひ、ご自身の学校づくりや学校運営について、この3つの視点で点検し直してみてほしい。
学校を「集団」ではなく、「組織」として機能させていきましょう。
(文責:吉田)