寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

よくある不祥事の話

統計を取ったわけではないので実際の発生頻度はわかりませんし、

何となく印象に残っているだけなのかも知れませんが、

 

「教員が生徒の個人情報を保存したUSBを紛失!」

 

という報道を聞くことが多いなあ・・・と以前より思っていました。

 

しかし、このような記事を目にして、やはり多いのかと認識しました。

 

toyokeizai.net

 

そもそも、なぜUSBを紛失するのかということですが、おそらく

持ち帰り仕事が多いということに尽きるのではないでしょうか。

長時間労働(持ち帰り残業)の常態化はUSBの紛失と密接な関係が

ありそうですが、そこには個人情報漏洩のリスクも常につきまとう

ということが言えそうです。

 

では、この記事のタイトルにある「学校教師のUSBメモリ紛失事故が

多いワケ」として、学校現場においては、外部アクセス制限、インス

トール制限、メール添付制限は十分に運用されているにも関わらず、

USB等外部媒体の使用制限、外部媒体への書出制限については運用が

不十分(ルールがあってないようなもの)であることが挙げられて

います。

 

情報セキュリティーに関するルールの整備と運用に問題のない場合は

いいのですが、少しでも不備に心当たりがある場合には、リスクが

顕在化する前にしっかりと体制を整備することが求められます。

 

ただし、この問題の抜本的な解消を図るためには「持ち帰り残業」を

ゼロにする以外に有効な手段はないと思います。

 

(文責:木村)

 

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