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寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

保育園は迷惑施設なのでしょうか・・・

先日、当ブログで中学校の部活に関する「騒音問題」を取り上げましたが、

本日は保育園に関する「騒音問題」です。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

待機児童の問題がクローズアップされて久しいです。

政府は「待機児童解消加速化プラン」に基づいて様々な

取り組みを進めている結果、保育の受け皿という面では

一定の結果が出ているようですが、女性の就業率の増加に伴う

保育のニーズの高まりにより、待機児童の解消に向けては

更なる取り組みの推進が必要なようです。

 

受け皿を増やすという点では、保育士を確保することもそうですが、

保育所の数自体を増やすことが大きな解決策といえそうです。

ただし、これについてはメディアでも取り上げられることが

多いように、新設する際の近隣住民からの反対の声が大きいようです。

 

この記事によると、住民が反対する理由として

  • 子供の声がうるさい
  • 送迎者の増加で事故の危険が高まる
  • 周辺住宅の資産価値が下がる

の3つが大きいようです。

 

それぞれの立場があるので難しいところですが、

待機児童だけでなく、少子化が社会問題化していることを考えると

このような記事を見ると、個人的には非常に残念な気持ちになります。

 

そんな中、一方では「静かすぎる保育園」が最近話題になっています。

 

news.careerconnection.jp

 

この保育園は報道番組でも取り上げられています。

以下は記事からの引用です。

同園には160人程度の園児が通っている。ここでは開園以来、騒音などの苦情が寄せられたことはないという。それも納得できるほど、とにかく子どもたちが大人しい。

その大人しさの根幹には、子どもたちの主体性の育成にあると、園長の若盛正城氏は言う。

「自分で考えて、自分でやっていく、イコール主体性。その主体性が、たくさん持てる時間と場所と、それを見守る先生がいれば、きちんと身についていけると思いますね」

たとえばお遊戯の時間に何をして遊びたいかについては、一人ずつにリスニングをし、彼らが望む時間を提供する。それぞれが自分のやりたい遊びをできるようにすることで、落ち着いて遊びに集中できるというわけだ。

また、昼食はビュッフェスタイルとなっているのも特徴的だ。子どもたちは、自分の食べたいものを、食べたい分だけ調節して食事ができる。知らず知らずに「何が食べたいか」という主体性を体得するというわけだ。

もちろん、「静か」という概念自体もしっかり教育されている。インタビューに応じた子どもたちは「大きい声を出したら迷惑」や「(食事中は)しゃべらない方が素敵なの」と話している。

 

あまりにもうるさすぎるのもどうかと思いますが、

静かすぎるのもどこか子どもらしさがなくて、なんだか窮屈そうだなあ…

というのが私の正直な感想です。

 

時代の要請と言えばそれまでなのかも知れませんが、

子どもは次世代を担う宝として、ただ寛容なだけではなく

地域全体として見守り育てることができる社会であって

ほしいと感じますし、そうでなければいけないとも感じます。

 

そのような社会の実現に向けては、保育園だけでなく、

幼稚園や学校が地域や家庭としっかり連携していくことが

これからは特に重要になってくるのではないでしょうか。

それが実現すれば、このような「騒音問題」も少なくなるのでは…と

感じる次第です。

 

(文責:木村)