読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

チェーンの強度はどこで決まる?

今回も先日の9月9日に行われてた弊社セミナーの中から

気づきを共有したいと思います。

 

本来は、1つの記事でまとめればいいのですが

共感するポイントが多すぎて、2回に分けて書いています。

 

 

前回は「紙コップでワインを飲んでも美味しくない」という内容で、

学校経営も「教育の中身(教員や教材や施設)だけでなく、

理念(建学の精神)やビジョン、そこで働く教員の価値観を

合わせることが大事」だということを説明いたしました。

 

今回は、人材育成の観点から話をしたいと思います。

先日のセミナーで田渕講師がこのような質問をされました。

「ここに1つのチェーンがあります。このチェーンの全体の

強度はいったいどこで決まりますか?皆さんで考えてください。」

 

ブログをすぐにスクロールしないで、皆さんも考えてみてくださいね。

 

・チェーンの材質?

 

・チェーンのつなぎ目?

 

・チェーンを握っている部分?

 

・そもそも同じ材質なら、強度は均一?

 

 

いろいろと考えが出てきたかと思います。

 

 

答え・・・

「一番弱いチェーンの強度」で決まるということです。

 

 

言われてみれば納得ですが、普通外からは

どのチェーンが弱いか強いかはわからないですね。

 

あくまでこれはチェーンの話ですが、大事なのはここからです。

実は人材育成に大きく関係する考え方なのです。

 

学校の教育水準は教員の力によって左右されるのは

当たり前だと思います。

 

しかし、その教員の力量は個々人の頑張りによって支えられているのが

現状です。

自ら上を目指して自己研鑽に励んでおられる先生もいらっしゃれば、

マンネリ気味で成長を自ら放棄している先生もいらっしゃるでしょう。

 

学校全体での教育水準の観点で見れば

自らの成長を放棄している方のレベルを押し上げない限り

全体のレベルアップは望めないのです。

 

ややもすると、人材は内部で育てるより外部からきてもらった方が

いいという考え方もこの業界にはあります。

 

しかし、建学の精神に共感して更に上を目指すという先生を

外部から簡単に来てもらおうとすることは、どこかで限界が来ます。

 

今いらっしゃる先生方をレベルアップさせる方法を

学校自らが探すことが、実は教育レベルの底上げに近づくことだと

私は考えます。

 

最後に、これも田渕講師が言われていたことですが、

「蚤は自分の身長の10倍のジャンプ力がある」そうです。

 

しかし、蚤を数匹コップに集めてそれに蓋をしたら、

最初は頑張ってジャンプしていた蚤も、いくら頑張っての蓋に邪魔されることがわかり

いつしかジャンプしなくなるそうです。

 

そして、あるタイミングで「蓋を取ってしまっても」、もう蚤はジャンプを

しないんです。

 

でも、外から活きのいい蚤をそのコップに入れると、当然外から来た蚤は

蓋がないわけですからどんどんジャンプします。

それを見た周りの蚤も「自分たちも飛べるんだ」とばかりに

再びジャンプしだすそうです。

 

これって、マンネリ化している教員の復活のヒントになりませんか?

周りを巻き込みながら人材育成していく仕組みがあれば

学校はもっともっと強くなると信じています。

 

本日紹介した内容が、少しでもヒントになれば幸いです。

 

 

 

(文責:竹内)