寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

黒バイクからみえるもの

本日のタイトルをご覧になって、学校とどう関係があるのかがわからないと思いますが

少しお付き合いください。

 

 

この黒バイクというのは、和歌山県警が交通違反の取り締まりに使う

いわゆる「白バイ」を黒くしたタイプのバイクです。

 

 

黒バイ - Wikipedia

 

 

 

このバイクは元々暴走族の取り締まりから生まれました。

通常の「白バイ」だと暴走族の後ろに来た段階で見つかってしまい、

うまく検挙までできなかったそうです。

 

そこで、色を黒に変えたところ、検挙率が2倍にも上がったのです。

単純にバイクの色を変えただけですが、「思い込み」を外すと

意外な効果があるという意味では、面白いと思います。

 

この和歌山県警の取り組みが始まったのは2002年のことですが

他府県(青森県)などにも導入されています。

 

 

振り返って、「今までの常識を少し疑ってみる」もしくは

「視点を変えてみる」という考え方は学校にも応用できるのではないでしょうか?

 

最近推奨されている「アクティブラーニング」の考え方も

「旧来の授業とはこうあるべきだ」という考え方から視点を変えて

出てきています。

 

また「昼寝」を積極的に取り入れている学校もあります。

午後の授業の集中力が上がるとの報告があり、マスコミにも取り上げられました。

 

これとは少し観点が違いますが、

大阪府にあるひらかたパークでは面白い試みがあります。

6月6日までの期間限定だったのですが

 

「落書きカフェ」というものです

 

www.hirakatapark.co.jp

 

 

これは「店内にあるもの全てに落書きOK」というコンセプトで

運営されています。

 

本来「落書きは許されないもの、ましてお店の備品や壁にするのは

もっての外」という概念を逆手にとって

本当はやってみたい」という遊び心をくすぐるイベントになっています。

 

 

 

また、「ロシアン観覧車」というのもありますので

ご興味があればサイトをご覧ください。

 

www.hirakatapark.co.jp

 

上の2つの試みは、

集客という意味で「意外性」「話題性」があると思います。

 

 

直接学校の生徒募集にはつながらないかもしれませんが、

「他校とは少し違ったオープンキャンパス」を考えるヒントになればと思います。

 

 

(文責:竹内)