まずは先週末の弊社セミナーにお越しいただいた皆様方、
ご参加誠にありがとうございました。
おかげさまで当日は大変盛り上がり、素晴らしい学びの場になりました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
当日の様子は追ってこのブログでもご報告させていただきます。
さて少し気の早い話ですが、夏休みを迎えると高校生はアルバイトを経験する方もいらっしゃると思います。
もちろん学校によっては、全面禁止にされている場合もありますが、
トラブルに巻き込まれる危険性があるということも忘れてはなりませんよね。
リセマムより
この記事によると、
高校生のアルバイト経験者のうち3割が、
労働条件などでトラブルにあったとのことです。
アルバイトをする際
「労働条件通知書」を書面で交付されるのが法律上決められていますが、
6割の生徒が「交付されていない」と回答しています。
中には
「準備や片付けの時間分の賃金が支払われていない」
「合意した以上のシフトを入れられた」
「週に1日の休みもない」
など、法律違反を疑うようなものもあります。
雇う側(お店や会社)の無知が大きいのですが、
雇われる側(高校生)も労働法を学ぶ機会がほとんどないのも
問題を表面化しにくい原因にあると思われます。
最近では「ブラックバイト」という言葉が出てきていて
大学生のバイトの問題はクローズアップされています。
ただ、実は高校生の方が
トラブルに巻き込まれた際に、相談しにくい環境にあることを
知ってほしいのです。
特に「学校側に隠れてアルバイトをしている場合」は注意が必要です。
学校側に相談しにくいので、本人が抱え込んでしまう危険性があるからです。
個人的には、高校生にも労働法を学ぶ機会があれば
トラブルを未然に防ぐきっかけになるのでは、とは考えています。
(文責:竹内)