20代の若手だけでなく、誰しも仕事上で失敗をしたりするものです。
失敗して落ち込んでいるときに、まわり(特に校長や教頭などの上役)から
言われてうれしかった言葉はありませんか?
自分自身が20代だった頃を思い出してみて・・・
(厳しく育てられた思い出しかありませんが)、
マイナビの調査結果によると
1位 「何かあったら責任取るから」 16.7%
2位 「よく頑張ったよ」 14.4%
3位 「助かってるよ」 13.0%
4位 「私も昔はそうだったよ」 9.3%
5位 「期待してるよ」 8.8%
(男性編の結果です)
となっているそうです。
記事本文は
から参照ください。
若手は「周りから認められている」、
「自分がピンチになったときにフォローがある」
という点に強く反応する傾向がありますので、
このアンケート結果には納得するものがあります。
逆に考えると、
「若手の教育をせず、ほったらかしにしている」、「ミスしたら叱るだけ」の対応を続けていると、若手の心は急激に冷める(離れる)ということです。
最終的には「この職場では自分は大事にされていない」という
(勝手な)思い込みを膨らませて退職へ走ってしまう危険性があります。
ここまで極端なことがあるのかと
思われるかもしれませんが、年齢が低いほどこの傾向が強いのも事実です。
40代以上の方は
かつてご自身が「若手だったころの育てられ方」とは
隔世の感があると思われますが、
これも時代の流れかと受け止めてください。
とはいえ、
「若手を褒めて、フォローして」ということをいきなり始めるのにも
抵抗があるのもわかります。
まずは、若手を「(普段以上に意識して)観察する」ところから
始めてみてはいかがでしょうか?
すると今まで気づかなかったいい点(悪い点)が発見できるかもしれません。
それを、どこかのタイミングで
「●●さん、この前▲していたね、良かったと思うよ。」と
一言声をかけるだけで、受け手側(若手)の印象も変わります。
コストゼロでモチベーションアップできるとすれば、
やってみて損はないかもしれませんよ。
(文責:竹内)