寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

GWが始まる前に気を付けておきたいこと

もうそろそろGWが近づいてきて、プライベートの予定を立てている方も

多いのではないでしょうか?

 

しかし、プライベートの予定と同じくらい大事なことがあります。

 

それは、新人に気をつける季節がやってきたということです。

 

と言いますのも、「5月病」という言葉に代表されるように

長期休暇の後は、誰しも精神的に不安定になりやすいものです。

 

特に新人は、4月は「研修中」のため覚えることは多いものの、現場の業務に携わる比率はまだまだ少ないです。

 

さらに研修中では、ある程度先輩の先生が(優しく)新人に接してくれていますが、

いざ独り立ちになると、防波堤(先輩)がなくなり学校業務の厳しさに直面すること

になります。

 

もちろん、新人は多かれ少なかれ壁にぶつかり、それを乗り越えて成長していきますが

学校間でケアの度合いが違うために、ショックを受ける人も出てきます。

 

新人が「ホップ」「ステップ」と成長してきて、「ジャンプ」とつなげたいのに

壁を乗りこえられず「ダウン」となったら悲しいですよね。

 

この危険性が高くなるのが「GW後」と「夏季休暇後」と言われています。

 

入社して1ヶ月、3ヶ月が過ぎて、「自分たちなりに」学校(業務)を

わかったつもりになりさらに久しぶりに学生時代の友人に会い、

「情報交換」することがきっかけになりやすいからです。

 

「友達のB君の学校は、●●なのに、自分は・・・」となるみたいです。

その中で重要なポイントは「まわり(校長、主任、同僚)のフォローがどれだけあるか

という点です。

 

友達の学校はフォローが充実している(と勝手に思い込む)と

自分は「期待されていないのかも??」とマイナスイメージを

膨らませることにつながります。

 

せっかく採用した新人が、早急にリタイアしてしまうのは組織にとっても

本人にとっても大きな損失です。

 

GW明けの最初の出勤日、管理職はじめ先輩方は新人に変化がないか、注意をしてくださいね。

 

 (文責:竹内)