もうそろそろGWが近づいてきて、プライベートの予定を立てている方も
多いのではないでしょうか?
しかし、プライベートの予定と同じくらい大事なことがあります。
それは、新人に気をつける季節がやってきたということです。
と言いますのも、「5月病」という言葉に代表されるように
長期休暇の後は、誰しも精神的に不安定になりやすいものです。
特に新人は、4月は「研修中」のため覚えることは多いものの、現場の業務に携わる比率はまだまだ少ないです。
さらに研修中では、ある程度先輩の先生が(優しく)新人に接してくれていますが、
いざ独り立ちになると、防波堤(先輩)がなくなり学校業務の厳しさに直面すること
になります。
もちろん、新人は多かれ少なかれ壁にぶつかり、それを乗り越えて成長していきますが
学校間でケアの度合いが違うために、ショックを受ける人も出てきます。
新人が「ホップ」「ステップ」と成長してきて、「ジャンプ」とつなげたいのに
壁を乗りこえられず「ダウン」となったら悲しいですよね。
この危険性が高くなるのが「GW後」と「夏季休暇後」と言われています。
入社して1ヶ月、3ヶ月が過ぎて、「自分たちなりに」学校(業務)を
わかったつもりになりさらに久しぶりに学生時代の友人に会い、
「情報交換」することがきっかけになりやすいからです。
「友達のB君の学校は、●●なのに、自分は・・・」となるみたいです。
その中で重要なポイントは「まわり(校長、主任、同僚)のフォローがどれだけあるか
という点です。
友達の学校はフォローが充実している(と勝手に思い込む)と
自分は「期待されていないのかも??」とマイナスイメージを
膨らませることにつながります。
せっかく採用した新人が、早急にリタイアしてしまうのは組織にとっても
本人にとっても大きな損失です。
GW明けの最初の出勤日、管理職はじめ先輩方は新人に変化がないか、注意をしてくださいね。
(文責:竹内)