新人だけでなく、3年目の若手でもおなじようなミスを繰り返す方は、まわりにいらっしゃいませんか?
指示(お願い)している方にとっては、何とかしてほしいと考えていることでしょう。
そこで、3年目の若手を想定してもらいどのように対応したらいいか、
考えていきましょう。
1.「え~、また? 同じようなミスを何回繰りかえすの??」
2.「君も新人じゃないんだから、こんな初歩的なミスを繰り返してどうするの?」
3.「どうしてミスが繰り返されるのかな? 自分で何か思い当たることは
ないかな? 一緒に原因を考えてみようか?」
3の対応がいいのはおわかりになると思いますが、
実際、この対応をするのは指示する側にエネルギーがいることも確かです。
しかし、大事なことは
「本人にミスを繰り返していることを自覚してもらう」ことです。
嫌味や叱責を続けて改善されるなら、いいのですが
改善されないなら、やはり次の手を考えないといけません。
もしかすると、
本人は「自覚しているが、どうやって改善していいかわからず悩んでいる」
のかもしれません。
その状態で叱責を受けると、本人の意識は「怒られる」点に集中してしまいます。
ややもすると、ミスの発覚(怒られたくないので)を隠してしまうかもしれません。
このようにならないためにも
一緒に原因を考える姿勢を見せることが大事です。
校長や教頭から見れば、答えがわかりきっていることでも
本人が気づかないことはあります。
また、本人に注意するときのポイントは
・個人の人格を否定しない
・大勢の前で叱らない
・1分くらいの短時間にとどめる
・失敗の直後(無理ならできるだけ早く)にする
あたりです。
こちらの少しの心がけで、若手が成長するチャンスが生まれます。
参考にしてみてください。
(文責:竹内)