寝ても覚めても学校のこと。~学校経営の経営課題(人事・財務・募集・施設などなど)について考えるブログ~

大阪の学校経営コンサル会社/株式会社ワイズコンサルティングが、学校経営に関する情報を収集し発信するブログです。

同じようなミスを続ける人には

新人だけでなく、3年目の若手でもおなじようなミスを繰り返す方は、まわりにいらっしゃいませんか?

 

指示(お願い)している方にとっては、何とかしてほしいと考えていることでしょう。

 

そこで、3年目の若手を想定してもらいどのように対応したらいいか、

考えていきましょう。

 

 

1.「え~、また? 同じようなミスを何回繰りかえすの??」

 

2.「君も新人じゃないんだから、こんな初歩的なミスを繰り返してどうするの?」

 

3.「どうしてミスが繰り返されるのかな? 自分で何か思い当たることは

   ないかな?  一緒に原因を考えてみようか?」

 

 

3の対応がいいのはおわかりになると思いますが、

実際、この対応をするのは指示する側にエネルギーがいることも確かです。

 

しかし、大事なことは

 

「本人にミスを繰り返していることを自覚してもらう」ことです。

 

嫌味や叱責を続けて改善されるなら、いいのですが

改善されないなら、やはり次の手を考えないといけません。

 

もしかすると、

 

本人は「自覚しているが、どうやって改善していいかわからず悩んでいる」

のかもしれません。

 

その状態で叱責を受けると、本人の意識は「怒られる」点に集中してしまいます。

ややもすると、ミスの発覚(怒られたくないので)を隠してしまうかもしれません。

 

このようにならないためにも

 

一緒に原因を考える姿勢を見せることが大事です。

校長や教頭から見れば、答えがわかりきっていることでも

本人が気づかないことはあります。

 

 

また、本人に注意するときのポイントは

 

・個人の人格を否定しない

・大勢の前で叱らない

・1分くらいの短時間にとどめる

・失敗の直後(無理ならできるだけ早く)にする

 

あたりです。

 

こちらの少しの心がけで、若手が成長するチャンスが生まれます。

参考にしてみてください。

 

(文責:竹内)