嘘みたいに暖かかった昨日の日曜日。
今日はうって変わって冬の寒さになるそうです。
周囲でもインフルエンザが大流行中。
くれぐれもご自愛ください。
さて本日は学校給食に関する統計をご紹介します。
文科省HPより。
「栄養素等摂取状況」という資料には各種栄養量が詳細に記載されているのですが、これらを評価することは今の私には全くできません。
ただ、表の末尾に「1食当たりの平均購入金額」の掲載があり、興味をひかれました。
その額、小学校は約240円、中学校は約280円。
この金額で栄養価を備えたメニューを考えるのは苦労が多いだろうな、と感じました。
ただ、給食という制度においてそのコストは重要な要素です。
永続的な実施のためには中身とコストの両方が満たされねばなりません…これは学校経営とまるで同じことですね。
もうひとつ、こんな情報も掲載されています。
「学校給食における地場産物を使用する割合 26.9%」
「学校給食における国産食材を使用する割合 77.3%」
あちこちの学校、幼稚園、保育所で耳にする話ではありますが、保護者のニーズは「国産」にあるようです。
ただ、すべての材料を国産にすることの難しさもあると聞いています。
個人的には、給食制度の健全な永続を願う観点から、過剰な国産びいきではなく、適切な材料で栄養価とともに「美味しさ」を感じられる給食であり続けてほしいと思っています。
そして、まだまだ低い「地場」の産品の利用ですが、地元を知るひとつの方法として、給食が活用されるといいな、なんて思います。これぞ食育、だと思うのです。
私学、特に中高では給食はそれほど身近な話ではないかもしれませんが、周辺の状況を含め情報収集はしておきたいところです。
今回の資料もぜひご参考になさってください。