自分なりには趣向を変えたつもりですが…
という本日のブログ。
勤労統計なのですが、初めて「写真」を載せてみました。
まずは出典のご紹介。
厚労省HPです。
毎月勤労統計調査地方調査 平成26年年平均分結果概要|厚生労働省
リンク先を開いて、データを見た途端、なんと素っ気ない…と感じてしまいました。
掲載されていたのは昨年、2014年の労働時間と給与に関する都道府県別のデータ。
関西って労働時間短めなんだ…とか、東北って出勤日数多めなんだ…ということは見て取れるのですが、これを眺めるだけでは気づけることも少ないような。
そこで、ちょっとだけ加工してみました。
それが以下のスクリーンショットです。
右側に付けたのが私の加工結果です。
計算してみたのは
①所定内給与÷所定内労働時間…所定内の賃金単価が分かります。
②定期給与÷総実労働時間…所定外も含めた賃金単価が分かります。
③特別給与÷所定内給与…賞与の支給月数が分かります。
の3つ。
原則的には①<②が成り立つはずなのですが、自治体によっては逆転しているケースもあります。
それはさておき、中小規模の事業所における時給単価と賞与月数がずらっと並んだわけですが、御校の状況と比較していかがでしょうか。
興味深かったのは、賞与月数は基本的に大都市圏に属する自治体が高くなっているところ、東京、愛知、大阪に次ぐ全国4位に徳島、さらに兵庫をはさんで6位に山口、7位に栃木が続いている点。
事業所の立地によって、月例給と賞与の配分についても特徴があるのでしょうか。
以上、統計と加工結果のご紹介でした。