さわやかな週明けの大阪。
残暑を忘れたかのようなここ最近の気候、どんどん秋が深まっている印象です。
さて先週金曜日は弊社主催セミナー、「学校経営者育成ゼミ」を開催いたしました。
ご参加いただいた方にはいずれも熱心にご受講いただき、改めて感謝申し上げます。
(セミナー当日の様子です)
今回の表題は「学校の残業を抑制するための段取力」。
全体を3部構成とし、それぞれ「スケジューリング」「役割分担と業務のスクラップ&ビルド」「組織的な残業抑制」というテーマでまとめさせていただいたのですが、それに先立つプロローグとして、「残業は必要悪か?」ということについて考えてみました。
ほとんどの方は残業をなくすべきと考える一方、それがなくならない現実も実感しておられました。
セミナーの中では残業のタイプを類型化し、その中で特に学校現場で多い残業の種類に言及したのですが、うなずいておられる方が多くいらっしゃったのが印象的でした。
業務の質を下げる、という意味において、避けるべき長時間労働。
そのために「管理職の意識と行動」「スケジューリングの徹底」「役割分担の変化」、そして「目標設定の重要性」について、考え方と具体例をご紹介いたしました。
アンケートを拝見しますと、
・残業は「生徒のために」という姿勢で行ってきたが、質の低下、しかもその自覚がないという点を知ることができて驚いた。と共に、いかに業務の質を維持して業務時間内でこなすようにすればいいのかを知ることができて良かったと思います。
・現在自分の中でスケジュールについていろいろと考えていました。本日のセミナーの中でその考え方がかなり改善されました。残業と直接つながっていくかはわかりませんが、スケジュールをしっかり行うことで改善できることがたくさんあると感じました。
といったようなご感想をいただき、今回は教員さん職員さんを問わずご参加いただけたこと、そして長文のご回答がかなり多かったことを実感しております。
ご参加いただいた方にとって気づきが多かったのであれば何よりです。
そして、今回はワークがやや少なめで、3時間半という時間を長く感じられたのでは…
(実際には若干時間を延長しましたので、結果的に4時間近い時間を頂戴しました)
と心配していたのですが、
「結構長い時間だったと思いますが、時間の長さを感じず、あっという間でした」
とのご感想もお書きいただき、ホッとしています。
毎回遠方からのご参加もいただいており、主催者としては本当に嬉しく、有難く思っております。
次回もぜひ、ご参加いただけることを願いつつ、最善の準備をしたいと思います。