お盆休みが明けた、という方も多いかもしれません。
私学の皆さんはシフト勤務がそろそろ終了、というような状況でしょうか。
休暇明けは何かと体がだるく感じられるかもしれません。
おそらく生活リズムの変化が大きな要素なのでは…と思うのですが。
そんなタイミングにふさわしい?ニュースをお届けしましょう。
日本経済新聞より。
「夜型」3~6歳園児の10% 保健医療科学院の全国調査 :日本経済新聞
「10%」という割合が示された表題をご覧になって、「多い」と感じられたか、それとも「案外少ない」と感じられたか…人それぞれかもしれません。
この調査は国立保健医療科学院などが2013年10~12月、幼稚園と保育園に通う全国の幼児の保護者1万人余りを対象に行った調査で、有効な回答があった7,656人分を点数化し、点数に応じて朝型、中間型、夜型に分けたそうです。
その結果、朝型は約33%で、中間型は約57%、夜型は約10%だったとのこと。
ちなみに、朝型の代表的な入眠時刻は午後8時50分、中間型は午後9時半、夜型は午後10時。
そして、完全に目が覚めるのは、朝型は午前6時40分、中間型は午前7時10分、夜型は午前7時半に相当した、と記事に書かれています。
大人になってからの生活リズムは、現代社会が夜型を中心に回っていることもあって、必ずしも朝方でなくてはならない、あるいは必ずしも夜型が劣るということはないと個人的に思ってはいるのですが、子ども、特に幼児期の生活リズムは心身の成長にとって重視せざるを得ない事柄でしょう。
22時以降に就寝し、朝は7時半以降に起きることが幼児にとってあまり望ましくないということは自らの経験においても感じるところではあります。
本調査の担当研究官は「無理に早く寝かせようとするよりも、寝室に早朝から光が入るようにしたり、就寝前のテレビや外出を避けたりするなどして生活リズムを整えることが重要だ」とコメント。共感できます。
幼児に限らず、小中高生もいろいろな理由で宵っ張りになりがちな昨今。
勉強も部活も、夜遅くまで頑張らねばならないとか、量こそがすべて、という考え方から少し脱却して、その質をいかに高めるか、という点にスポットが当たればと願っています。
これはまさに、仕事の進め方でも同様なのですが…