本日は文部科学省発表の重要な統計をご紹介します。
今回公表されたのは「速報」。
報道発表資料が概要版になっておりますので、そちらで全体をつかんでみましょう。
以下、その中からの抜粋です。
○在学者数
①幼稚園 1,402千人(前年度より155千人減)
②幼保連携型認定こども園 281千人
③小学校 6,543千人(同57千人減)(過去最低を更新)
④中学校 3,465千人(同39千人減)(過去最低を更新)
⑤高等学校 3,319千人(同15千人減)
⑥特別支援学校 138千人(同2千人増)(過去最高を更新)
⑦大学(学部) 2,556千人(同4千人増)
⑧大学院 249千人(同2千人減)
⑨専門学校(専修学校(専門課程)) 588千人(同1千人減)○高等学校卒業者の進学率
①大学・短大進学率(現役)54.6%(同0.7ポイント上昇)(過去最高)
②大学(学部)進学率(現役)48.9%(同0.8ポイント上昇)(過去最高)
③専門学校進学率(現役)16.6%(同0.4ポイント低下)
④大学・短大進学率(過年度卒含む)56.5%(同0.2ポイント低下)
⑤大学(学部)進学率(過年度卒含む)51.5%(前年度と同じ)(過去最高)
⑥高等教育機関進学率(過年度卒含む)79.8%(前年度より0.2ポイント低下)○卒業者に占める就職者の割合
①高校卒業者 17.8%(同0.3ポイント上昇)
②大学卒業者(学部) 72.6%(同2.8ポイント上昇)
③大学院修了者(修士課程) 76.2%(同1.8ポイント上昇)
④大学院修了者(博士課程) 67.2%(同1.2ポイント上昇)○女性教員の割合
①女性教員の割合 50.6%(同1.2ポイント上昇)(過去最高)
②女性管理職の割合 24.9%(同1.6ポイント上昇)(過去最高)○長期欠席者数
①小学校 26千人(同2千人増加)
②中学校 97千人(同2千人増加)
少子化が進む一方で、特別支援学校の生徒数や長期欠席者数が増えているのが特徴的です。
大学進学率も高くなっていますが、大学入試制度が変化することによってその数字がどうなるかというのも気になりますね。
学校にとってのマーケットの大きさを示すこれらの数値、引き続きしっかりチェックしていこうと思います。